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2013-01-20

海外も市場として/一括償却資産の選択の考え方

1、中小製造業が新興国へについての記事から

 今、技術力のある中小製造業でさえ国内では苦戦しています。大企業、つまり、親会社が、海外へと出て行っていることから、国内での仕事が減ってきています。 
 だから、特に今、新興国が元気であることから、市場を海外に求めています。これに対する一つの対応として、国内で製造し、それを新興国に販売しています。二つ目は、海外に進出した親会社と同じように中小も海外に製造工場を建設する方法です。新興国での利益を、新たな試験研究、国内の雇用に貢献しています。三つ目は、資金不足から海外進出にできないことから、他の各部品別の中小企業が集まって提携して共同会社を作り、1つの製品を完成させる。これは、製造から見れば、コスト削減、顧客からは発注の手間が省ける。このようにいろいろ考えています。このように、まだまだ、考えていけば行くほど、道は無限開けるものです。

2、一括償却資産の考え方

    一括償却資産を聞いたことあります?よく、個人事業者の方と話していても、知ら
   ない方がおおいですね。

    今回は、この資産を1/3で必要経費にしなくてはならないですねと聞かれました。

    まず、一括償却資産とは、簡単に言うと、一つの減価償却資産の内、取得価額
   が10万以上から20万未満のもので、それらを一括したものの合計額となりま
   す。
    たとえば、12万のものが10台あれば、
         12万Χ10台=120万
         
       必要経費は、120万/3=40万が経費となります。
       
       通常の減価償却費より一般的に上記の方が有利です。   
      なぜなら、償却資産の配分期間が長いからです。

     しかし、すべての償却資産の期間が2年のケ-スもあるかもしれません

   だから、その場合は、一括償却資産の時は、40万
        通常の減価償却資産の時は、120万/2=60万
       
     一般的に、一括償却資産の方が、有利と思うのですが、いろいろな状況を考え、
   選択してください。
                                      今日も笑顔で(^ム^)


なお、実際の申告等には、具体的な案件と記載するものは要件が異なることから、お問い合わせください
これについては、作成時のものであり、最新のものを確認ください