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2015-06-14

経常利益率について


 ◆ 前段のお話し
  
  いま、景気が上向きであると、報道などで言われています。だから、消費が上がり、自社の売り上げが上がるだろうと期待されています。しかし、先ず考えることは自社の周辺の状況がどうかです。それから、購入者の考え方などの変化は著しいので、いま、購入者が購入するときどう考えているのかを常に考えていくこととなります。まずは、自社の今後の状況がどうかを予想することとなりますが、その予想は完全なものでなくてもよいと思います。予想の状況が変わっていくのは当たり前ですから、予想の前提となることが変わっていないかを、常々見ていきましょう。  

 ◆ 後段
   ・・・今日は、経常利益率について、お話しします。


 (ケ-ス)

  経常利益率において、前年よりも率がよくなっています。この率をよく見ているのですが、これをどう考えればいいのですか、というケ-ス。


 (内容)

 経常利益率とは、経常利益÷売上高で表されます。

 これは、売上1円に上げれば、経常利益何円、簡単に言えば、通常事業を行って経常的に儲かるかを表すものです。

 こう考えると、効率のいいのが示されることとなります。例えば、同じ売上であれば、0.5より0.7のほうが儲けが多いのですから。

 しかし、ここで注意することは、同じ売上であればという事となります。例えば、売上1000で経常利益率0.7 と 売上1500で経常利益率0.5であれば、経常利益は、前者700、後者750となります。こうかんがえると、後者のほうが、事業としてはいいと思います。後者の事業計画はよかったという事となります。
 だから、先ずは、金額で見ていくこととなります。
 次に考えることは、経常利益率を見ていくこととなります。この例では、なぜ、経常利益率が落ちたのかを考えることとなります。

 つまり、自分が何を知りたいのか、そして、その知りたいものは率、数値のどれかなのか、を明確にしていくことです。

 この率、金額は、過去のものです。これを将来に向けどう利用するかが最終目標となります。
 
  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。
    
          今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

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