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2016-07-15

キャシュフロ-計算書・・一つの見方の流れ

 ◆キャシュフロ-計算書・・一つの見方の流れ

 今回は、営業CFと財務CFとのつながりを見たいと思います。
 ここでは、資金の動きが、借入金と営業である場合に、キャシュフロ-計算書をどう見たらいいのかを少しお話ししたいと思います。

 この計算書で、中心になるのは、営業CFになります。しかし、借入金が存在しています。そのお金を返済しなくてはなりません。このとき、その返済するために金融機関から融資もありますが、まずは、自力でできないかを考えます。
 そこで、本業から(営業CFから)いくら、資金を獲得したかをみます。そして、そこからいくら借入金の返済に回しているのかをみます。

 ここで考えることは、不足で、別のところから、調達しているのであれば、これで本当にいいのかです。
 そして、問題点が発見されれば、どこを改善すればいいのかを考えることとなります。どこを改善するかは、会社により異なると思いますが、まずは、営業CFのところから見ていけばいいのではないでしょうか。そして、将来の計画に反映させることとなります。

 このようなことから、このキャシュフロ-計算書は、経営計画を作成すうえで、材料となるものとなります。ここで押さえておきたいことは、この数値は、過去のもので、将来を考える一つの材料と考えることが大切と思います。

 次回は、この計算書が大きく言えば、何のためにあるのかを、簡単にお話ししたいと思います。