前回、キャシュフロ-計算書の作成の考え方をお話ししました。
そこで重要なのは、あるきまったフォ-ムはあるのですが、それは、一般的なもので、自社、自分の事業に合ったフォ-ムは何かを考えることです。アレンジするのは自由です。他者に見せるのを前提にするのでなければ。その一つの考え方として、お話ししました。
キャシュフロ-計算書には、直接法と間接法のフォ-ムがあります。
共通点は、前回お話しした営業、投資、財務の結果や区分けは同じです。
異なる点は、二つあります。
それは、作成方法が一部異なる点と、表している営業CFの流れが異なる点です。
今回は、間接法の作成方法と内容をお話しします。
その求め方は、損益計算書の利益から求めます。
その考え方は、損益計算書の中に現金預金で支払っていないものや以前支払っていたものなどを調整していくものです。
内容については、利益から調整していくので、その内容が明確にならない点があります。例えば、棚卸、つまり仕入れについて、いくらかが表から直接わかりずらいことです。
しかし、作成はしやすく、自社で調整する必要の時の事務量などは少なくて済む可能性があります。
自社が何を求めているかに対してどう活用したらいいのかの参考にしてください。
次回は、この作成方法を少し、詳しくお話ししたいと思います。