前段の話ですが、以前から、現在のお客さんが何をほしいのか、不満を持っているのかが大事ですね。簡単に言えば、購入者が不便なもの、必要とするものを提供ができればいいですね。だから、自社から、必要性を提案するということも考えられます。しかしここで重要なことは、競合する会社やお客さんになろうと思われる人が気づいていないことを発見することです。それを見つける方法は、まずは、お客さんの意見に耳を傾けることだと思います。これにより、扱う商品サ-ビスを決めることです。これが決まれば、どのように売るのかを考えていかなくてはなりません。
今日は、特別損益について、お話しします。
特別損益には、特別利益、特別損失です。
この特別損益は、会社の業務の中で、特別に発生したものです。この特
別とは、企業の通常の活動以外の活動から生じるもので、臨時的(毎期発
生するものではなく)、という感じで思ってもらえればいいです。
特別利益は固定資産売却益、投資有価証券売却益、前期損益修正益など
があります。
また、特別損失は、固定資産売却損失、投資有価証券売却損、前期損益
修正損などです。
前回お話ししたように、経常損益+特別損益(特別利益-特別損失)=
税引前当期純利益(損失)となります。一定期間の損益計算書の概略はこ
のようなものです。つまり、会社の一定期間の活動すべてから生じるもう
け、損を示しています。そして、その最終的もうけ、損が、何から発生した
かをあらわしています。、
このようなことから、損益計算書は過去の分析に必要になります。たとえば
、なぜ売上が少なかったのか どのぐらい経費が掛かったか、を数年比較し
て、これからどうするかの材料とします。ここでの特別損益は、毎年発生する
ものでないので、過去から、将来がどのようになるかにはあまり考えなくても
いいでしょう。
次期以降に影響を与えるのは、貸借対照表です。次回以降は、貸借対照表、
損益計算書の役割についてお話ししたいと思います。
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう