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2018-12-27

資金の見方・・損益計算書がなぜ必要?

◆資金の見方・・損益計算書がなぜ必要?

前回まで、損益計算書から資金がどのように増減したかを見ていけばいいのかをお話ししました。このような見方をする理由は、次の2つです。

第一に、一定期間の資金の増減が明確になります。損益計算書の勘定、つまり、売上、受取地代、受取利息、租税公課、水道光熱費、消耗品費などのように、どのような内容のものの収入・支出かを把握することにより、一定期間の資金の増減の原因がわかります。

第二に、分析対象を明確にすることができます。たとえば、支出の中で、毎期、一時期だけ多いもの、など、資金面での季節的変動のものを把握できます。これにより、資金の手当てが前もってできます。この活用について、次回以降にお話ししたいと思います。

将来の資金の動きを想定するために、通常作成する損益計算書を活用するのが便利です。そのためには、現時点(過去も含め)資金の増減の内容が重要となり、そのためにも損益計算書から資金の動きを見てくことが、大切となります。そのためには、損益計算書が資金との関係でどのようになっているのかが重要となります。

          今日も笑顔で(^ム^)楽しくいきましょう