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2013-07-31

資本の部・・貸借対照表の見方

 今日の前段は、ス-パ-に買い物に行った時のことですが、その時割引日で、すごい人でごった返していました。もう待つのが大変でした。そのとき、お客さんは年配の夫婦の方、子供ずれが多いような気がしました。そして、よく買われている人は、年配のかた、子供ずれの方です。一人で来られている高齢者の方は数店のお買い上げみたいでした。しかし、景気がよいといわれているのに、なぜなのでしょう。私が思うのは、この景気が低迷してる時に消費者も学習したような感じがします。つまり、各々の人の嗜好に従い、お金を貯めるため、食費や日常品に対しては安いものを求め、一年に数回の自分へのご褒美や家族の旅行にそのためたお金を消費するパタ-ンのような気がします。自社のお客さんがどのような行動をしているのかを常に観察しましょう。

  
  今日は、資本の部について、お話しします。


  資本の部は、簡単にいうと、出資と会社が自らもうけたものに分け

 ることができます。


  資本金は、株式会社については、会社への出資です。原則、出資金

 の範囲内で、責任があるということです。

  しかし、同族会社等に対しては、借入金を融資してもらうときには、

 株主と代表取締役が同じであることから、代表取締役個人の担保が必

 要となることがあります。

  このようなことから、会社の経営計画、毎月の資金繰り表の策定によ

 り、少しでも、個人担保を少なくしたいものです。これでも担保提供が必

 要となることがあるかもしれませんが、計画、資金繰り表の作成実行に

 より、黒字倒産などを避けたり、社長さんが、会社のことを把握できるよ

 うになります。


  次に剰余金ですが資本剰余金と利益剰余金に分けれます。ここでは

 利益剰余金についてお話しします。

  この利益剰余金は、会社のもうけたものを外部に分配つまり与えて

 いないものです。このことから、この金額は過去のもうけ、つまり、

 設立から現在までのもうけの累積額となります。

  だから、資本で見るものは、利益剰余金です。これを3年から5年

 前からの動きを見ることにより会社の状況を把握できます。

  たとえば、一年ごとの増加額が多くなっていれば成長、その逆だと

 衰退。その金額べ-スで、急な増減だと、なぜかを分析する必要とな

 るでしょう。これにより、大きな流れがわかると思います。

  次回は、貸借対照表の全般的な見方をお話ししたいと思います。。

                           
 見方としてはいろいろあります。このような見方もあるなあ、ぐらいで見

 てもらえたらいいです。 資金管理を中心にお話しています。  

         今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう