ITを何のために会社に導入するのでしょうか?一般的に、業務の効率化を達成するために導入するといわれています。これについて、少し、考えていきたいと思います。そもそも、会社とは、維持し、発展させることを目的としています。維持、発展させるために、獲得資金の金額、売上金額などを、自社の状況に応じて、達成させなくてはなりません。そのために、あらゆることをしていかなくてはいけません。ここで、注意しなくてはならないのは、資金の獲得、売上の向上のためにITを利用するのであり、効率だけの視点からだけに導入するのではないと思います。もし、資金の獲得、売上の向上を達成できないのであれば、ITの導入を見送ることも検討すべきです。Iは、ツ-ルであって、何のために利用して、其れにより何を達成していくかを、とことん検討していきましょう。
今日は、法人の割賦で固定資産を購入した場合の割賦利息をどう処理する?について、お話しします。
法人ですが、機械を購入しました。この時、割賦契約により購入しました。この時、利息と元
本を含めて、取得価額を計算しようと思いますが、どうでしょうか、というケ-ス
この場合、原則、割賦期間分の利息をそこ機械の取得価額に算入することになります。
この考え方は、この利息は固定資産の購入に直接要した費用の額であるので、取得価額に算入さ
れます。
処理として、利息は償却費で含めて費用計上
なお、割賦利息を、機械の取得価額に算入しないことができます。
ここで注意しなくてはならないのは、割賦契約で機械の購入代価と割賦利息を明確に区分してい
ることが要件となります。
この時の処理は次の二つがあります。
・ はじめに、(長期)前払費用と計上する方法
(例)購入時 (長期)前払費用(利息総額) 10 /未払金 80
機 械 100 現 金 30
返済時、利息は(長期)前払費用を取り崩し、費用に
・ 返済の時に、利息として費用(損金)に計上する方法
(例)購入時 機 械 100 /未払金 70
現 金 30
返済時、契約の通り、返済内容を未払金、利息を仕訳し計上
いろいろな状況を考え、要件もありますので、会社に有利なものを、選択しましょう
申告時には、必ず、税理士、税務署に相談してください。
少しの状況の違いにより、適用が変わりますので。
税法の考え方として、大枠を押さえ、流れを掴むことだと思い
ます。知らなければ、相談もできませんか
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう
なお、実際の申告等には、具体的な案件と記載するものは要件が異なることから、お問い合わせください
これは25年3月現在の法令に基づきます
これについては、作成時のものであり、最新のものを確認ください