お問い合わせなど

2012-12-31

資金繰りの対処法-リスケ

  経営環境は常に変化しています。それと同時に、事業も変化しましょう、内部(経理、人事などの管理)、外部(売上、仕入れ、資金調達などど)は留まることなく、常に、変化していきましょう。変化が事業を発展させます。
 では、前置きとして、今日お話ししたいことは、少しうる覚えですが、日経新聞に、ほめることにより従業員のやる気を出させ、経営に良い影響を与えるとありました。これは、その通りですが、これにより、従業員の気分がよくなり、それがお客さんにも伝わり気分良くなると思います。そうなれば、また来たくなり、そのお店のファンが増え、経営がよくなります。だから経営は、最終的に、お客さんが安心する、何かほっとする、楽しいなどの感情を持ってもらうために何をすべきかを考えていきましょう。そのヒントは、今のお客さんの行動を観察することです。笑顔は大切ですね。皆さんが、来年も、笑顔で過ごせるように・・・・・・
 今回は、資金調達ではありませんが資金の管理として資金繰りが苦しい時に利用するものについて、お話しします。
 第一に、資金を増やすこと、融資などの方法があります。これは以前の話を参考にしてください。他の方法についてはまたの機会にお話しします。
 第二に、資金の支出を抑える方法です。その一つの方法がリスケジュ-ル(リスケ)です。今回これについてお話しします。
 来年3月末中小企業金融円滑化法の期限が切れます。厳しくなるとの意見が多いです。しかし、どのような対応を銀行がとるかは、銀行の状況、企業の状況により変わってくると考えられます。
 リスケとは、簡単に言えば、返済金額、支払利息の支払いの減額、猶予です。この主メリットは資金の支出がおさえられ、それを事業の改善に使用できます。デメリットは銀行から融資を受けることが難しくなることです。しかし、リスケを受けるには何が必要かです。
 ここで必要なことは、銀行との交渉です。その交渉には、予想資金繰り表(短期、長期)、経営改善計画書、損益推定表、銀行別借入金表などです。これらについては、以前からお話ししていたように、常日頃、作成するものですのであり、内容も以前のものを参考にしてください。この資料を銀行に持参し、将来、経営が改善することをこれらの資料により順序立てて説明します。経営者自身がちゃんと、資金を管理しているかがカギです。第三者の作成したものをただ持参するのは避けるべきです。自分の言葉、気持ちを相手に伝えることです。
 このようになる前に、資金管理を中心とした資金管理経営を行い、前もって資金の不足に対処しましょう。
 次回も、資金繰りが苦しい時の対処法を簡単にお話ししたいと思います。





2012-12-30

資金調達-銀行以外(3)の2

 最近、毎日書くことが・・・天からいつも書くことが降って来ないかな、と思うようになってきました。少し早いやないかと言われそうです。まぁ、いいか。少しふっきれたかな?今書きたいことを書くだけです。
 経営環境は常に変化してるので、事業自体を変化しなければなりません。だから、経営者の方も少しずつ考えを変え、それに基づいて小さいことから行動していきましょう。
 では、前置きとして、今日お話ししたいことは、最近、大企業の内部留保、つまり、資金をため込んでいるということです。そして、今、商工会議所が中小企業と大企業を結び付ける場を設けました。大企業は、売れるものを探しているのです。このような状況下で、中小零細は、販路を大企業に求めることも一つの方法です。しかし、注意しなければならないのは、扱う商品が他と差別化されているかです。当社、大企業も、得をするwin winすることをアピ-ルすることです。資金繰りを悪化させることは避けましょう。
 今回は、前回の続きで、銀行の融資以外の資金調達について、お話しします。
 まず、親類等からの借り入れができれば、返済に融通が利くのであれば、これが第一ですが、人間関係後こじれやすいのに注意です。そして、日本政策金融公庫、信用保証協会の保証協会付きのものが中小零細企業の採用する主なものです。ノンバンクからのものは、前者のものに比べ、利率が高くなります。一時的に借りるのも考える余地がありますが、返済計画を厳格にする必要があります。セーフティ-ネット貸付、保証は事業再生の時に利用するものです。
 第二の補助金、助成金による資金調達は、前回お話ししたようにいろいろあることを押さえておいてください。詳しいことは、都道府県にお問い合わせください。
 第三の株式などによる資金調達、つもり、投資育成株式会社は中小、ベンチャ-の長期安定資金の供給などによる経営安定を目的で株式会社が対象。小人数私募集債は少人数(原則50人未満)に社債発行で、引き受け手を探し、人が集まれば容易ですが、返済時に少しややこしいことがあります。長所短所があるのでそこを見極める必要があります。増資も引き受け手があるかです。
 第二,三は事業が成長の時は有効ですが、資金繰りが苦しい時は厳しいですね。このような場合も、予想資金繰り表を作成し、将来の明るい状況を説明することから、始めましょう。
 融資を含めて、事業を行う上で、予定資金繰り表を作成し、plan do seeを実践することが大切です。今回は大きな考え方を説明しましたが、さらに細かい点は、後ほどの機会ににお話しできればと思います。
 次回は、資金調達のほかリスケについてお話ししたいと思います。





2012-12-29

資金調達-銀行以外(3)

 経営環境は常に変化してるので、経営自体が変化しなければなりません。だから、経営者の方も少しずつ考えを変え、その考えに基づいて小さいことから少しずつでも行動していきましょう。必ず、変わると信じています。
 では、前置きとして、今日お話ししたいことは、スカイマ-ク(中堅)が関空から撤退します。LLC(格安)と争い、利益が見込めず、LLCや大手が参入しづらい範囲に変更すること、経営資源を利益の見込める分野に集中するとのことです。これは低価格戦力をとれない中小零細企業の取り巻く環境と同じですね。このケ-スから言えることは、扱う商品が差別化できないものであるなら、分野ごと資金的にマイナスであれば、そこから撤退も視野に入れるべきでしょう。同時に、他の参入しずらい当社が利益の見込める分野を捜すことです。また、経費を見直すことですが、売上に必要なものは必ず使いましょう。売上を上げる、強いては事業の発展が目的なのですから。
 今回は、前回の続きで、銀行の融資以外の資金調達について、お話しします。
 まず、第一に、銀行以外での融資は、日本政策金融公庫、信用保証協会の保証協会付きのもの(融資は銀行)、ノンバンクからのもの、親類等からの借り入れ、セーフティ-ネット貸付、保証、などがあります。
 第二に、補助金、助成金による資金調達があります。これは、雇用のためのもの(厚生労働省、各都道府県、各市町村など)、技術的なもの(経済産業省、総務省、各都道府県、各市町村など)、地域活性(経済産業省、各都道府県など)があります。
 第三に、株式などによる資金調達があります。少人数私募集債、投資育成株式会社による、増資などがあります。
 また、財団法人によるものもあります。
 これらは、今の事業の状況により、選択を考えていきましょう。これについて、次回お話しします。
次回は、これらの資金調達方法についてす少しだけ掘り下げてお話しできればと思います。
 税理士なのに、税務のことは書いていません(^_^;) 税務の少しでも役立つものをと思っていればいるほど、何をどこまでと難しいですね。私の考えは、税金等も資金管理の一要因と考えています。しかし、税金は避けて通れないものなので、なるべくなら、多くの人に役立つもの(資金管理経営、経営などを含め)をわかりやすく毎回書きたい、との考えから、税金関係については今試案中です。


にほんブログ村<br />士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログ<br />へ
にほんブログ村






2012-12-28

資金調達方法-特に銀行(2)

前置きとして、今日お話ししたいことは、売上を上げる方法を考える視点についてです。この視点は、リピ-タ-を確保する、粗利を増やすことです。このうち、リピ-タ-を確保する方法について、日経新聞に記載(ネット通販)されていたのですが、販路をどうするかは良い材料になります。ここでは、複数販路の組み合わせ、つまり、お店とネット通販の一体とし、ネットからお店にお客を流す必要があるとしています。特に、中小零細企業にとり、ネットをお客を呼び込む方法として、利用する価値はあります。たとえば、お店に登録すれば、お店での割引等の情報の提供、入店でのポイントの付与などにより、お店に人を呼び込むことなどを考えましょう。さらに、同業者、異業者とグル-プを組んで行うことも方法かもしれません。少しずつでも、いいと思うことは、実践しましょう。実践しなくては始まりませんからね。
 今回は、前回の続きで、銀行の融資の内容について、お話しします。
 証書貸付について、連帯保証が入る場合もあり、、割と厳格です。手形貸付は連帯保証、原則不要で、手続きは容易です。手形割引は手形を担保に融資を受けることです。長所は、期日に取り立てられれば、返済と同じ。短所は、不渡となれば、銀行からその手形を買い戻す必要しなくてはなりません。当座貸越が限度額内での融資であります。選択する視点は、事業に必要な金額がいくらか、事業にとり使い勝手のいいものは何かを考えましょう。手形割引、当座貸越、手形貸付、証書貸付の順でしょう。しかし、銀行の融資の受けやすさは銀行との付き合い状況によります。
 融資を受けるときは、予想資金繰り表の作成は必ず、作成しましょう。これは、銀行に信頼が得られやすいといえるでしょう。これについては、またの機会に。
 私ごとですが、自作のホ-ムぺ-ジをリニューアルしましたが、ブログと同様、読み手に自分の意思をうまく伝えるのに苦心しています。どうしたらいいかもっともっと学んでいかなくてはと思っています。
  http//:www13.plala.or.jp/zeikin/

次回は、その他の資金調達の方法をお話しできればと思います。


にほんブログ村<br />士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログ<br />へ
にほんブログ村


2012-12-27

資金調達方法-特に銀行(1)

日経新聞にネット通販のことがありました。ここで一つ目は、ネットの閲覧履歴などを基に顧客ごとに合った製品を提案することと、アイデアや企画は自ら行い製造は高級ブランドと提携しコストダウンをするの2つの面で、消費者の購入パタ-ンを知り、提案し売上につなげていく方法です。2つ目が、商品を購入すること、その過程で、楽しさを与えることにより、わくわくしてもらい購入意欲を刺激し、売上につなげる方法や、snsを使用した売り手と買い手の一体感を利用し売上につなげる方法があります。資金が少ないのであれば、2つめの方法を目指す方がよいでしょう。これらの方法は、購買意欲をどのように引き出すか、つまり、前者は受け身的、後者は能動的であるかの方法の違いだけです。自分に合うものは必ずあります。いろいろなことを試してみてはいかがでしょうか。
今回は、資金調達についてお話します。資金管理について、将来の予想資金が足りない時の資金調達の方法のことを知ることは、その時に合った方法を知ることは、効率的な資金調達には重要です。
 この方法は、まずは、銀行からの融資を受けることだと思います。その方法は、証書貸付、手形貸付、手形割引、当座貸越の方法があります。証書貸付は金銭消費貸借契約に基づくものです。手形貸付は借用手形を銀行に差し入れる方法です。手形割引は受取手形を手形期日前に銀行に買い取ってもらいます。ここでの注意点は、不渡の場合は銀行から買い取らなければなりません。当座貸越は専用当座貸越と一般当座貸越があります。専用当座貸越は当座預金に連動しないので、当座預金がなくても、融資が受けられる。一般当座貸越は当座預金と連動するので、銀行に当座預金が必要になります。
資金調達で考えなくてはならないことは、事業を継続、発展のために、どの資金調達が可能か、いくらコストがかかるかを知ることです。コストは金融機関ごとに違います。
次回は、これらの特徴をお話ししたいと思います。さらに、以降では、銀行だけのものでなく、資金調達の方法として、その他の方法も書けたらと思います。

にほんブログ村<br />士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログ<br />へ
にほんブログ村


2012-12-26

資金管理での経費表の使い方は?

今日は、薄利多売について、考えていきたいと思います。薄利は、お客さんにとっては価格が安くなるので、良いことですね。一方、企業にとっても価格が安いことから、購入してもらえる機会が増えます。しかし、薄利は、企業にとり、売上が少ないと、事業の維持するための資金が不足する恐れがあります。このことから、企業にとり、多売が必要になります。この方法は、客数を増やすこと、リピ-タ-を増やすことです。この方法のアイデアを出すことです。この視点は、お客さんのほしいもの、あったらいいもの、ワクワクするもの、が何かを探すことです。
 今回は、経費表についてお話しします。
 これは、原則、過去の金額を表すものです。常日頃の記帳している試算表から計算されるもので問題ないと思います。 だから、ここでは、どのように、使うかをお話しします。
 この経費表は、予想資金繰り表の予想支出と関わります。予想経費についても、予想資金繰り表のところでお話ししたとおりです。この経費表により、計画を実行した時に支出した実際経費の明細がわかります。そして各々の予想経費と比較します。そこでなぜ差が生じたのか、どのようにすればよいのかを考える材料にします。ここでも、plan do see を実行します。これらにより、経費の事業に対する効率化を図ります。
 次回は、資金管理の考え方を少しお話しできればと思います。さらに、私も、税理士なので、これから、少し、税務のことも、わかりやすく、挿んでいきたいですね。
にほんブログ村<br />士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログ<br />へ
にほんブログ村


2012-12-25

キャシュ・フロ-計算書とは?見方は?

 最近常々思うことは、売り上げを上げるためには、購買者がだれか、その人、会社が喜んでくれるか、を自覚を持って、常に、意識していくことだと思います。これについて、今、ドラックストア-がよろずや、つまり、薬だけでなく、電化製品などを売って成功しているそうです。この成功は、過疎地つまり商圏が小さい地域で、お店がなく、購入するところがない状況下で、購入が困難な高齢者や忙しい人を対象としていることです。一方、企業は、小さい商圏なので、競合店もなく、広告宣伝費がいらないので、その分、売価を下げることができ、購買者に、喜んでもらえます。
 先の例は、自分が、第一に、どこで売るか、つまり、商圏を決め、第二に、何を売れば喜んでもらえるかを考えてのことです。競合店がない場合なので、これですかね。しかし、商品の差別化も必要です。なぜなら、競合店が参入することが考えられます。ここで考えなくてはならないのは、商圏と、商品、サ-ビスの差別化をセットに戦略を練る必要があります。
 今回は、キャシュ・フロ-計算書についてお話しします。
 これの内容は、過去の資金(だいたい現金と預金のことを言います)の受け入れた金額と出た金額との動きを表したものです。区分すると、営業CF、投資CF、財務CFと分けます。営業CFは営業により、投資CFは有形固定資産や有価証券の購入や売却により、財務CFは負債たとえば借入金により、いくら資金が増減したかを表すものです。
 これらをどう見るかですが、最も重要で見てもらいたいのは営業CFです。営業で資金を稼がなくては、事業の維持ができないからです。たとえば、資金が増加していても、営業CFがマイナスで、投資CF、財務CFがプラスの場合は、将来事業の維持は難しいです。営業CFの改善が必要になります。
 そして、この活用ですが、以前お話ししたように予想資金繰り表での予想金額と比較してplan do see を行う材料とします。さらに、経営計画書に反映させます。
 ここまで、一つの資料がいろいろな資料に関係していますが、大きな流れを押さえ、枝葉をつけていけばいいと思います。
 次回は、経費表についてお話しできればと思います。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村


2012-12-24

予想資金繰り表のための根底にある経営計画書とは何?

「 ほぼ日刊イトイ新聞」について、業績が右肩上がりだそうです。この理由は、イトイさんの扱う商品への考え方です。これは、自分がほしいものは、ほしい他の人は必ずいると。一つの商品を買う人が少ないのであっても、商品多ければいいんですから、。昨今、低価格競争ですが、これは大きい財務体力を活かし、他を排除して、寡占独占して、最終的に価格決定力を把握する方法です。これはエンドレスになりかねません。中小零細企業は避けるべきです。ここでイトイさんの考え方つまり、自分のほしいものを扱う商品に取り込むことも低価格競争から抜け出す一つの方法です。従業員を含め皆で、アイデアを出してはと。ここでの重要な視点は、消費者は何がほしいかを探すことです。そのヒントがここにあります。
 今回の経営計画書についてお話しします。
 私の経営計画書とは何のためにあるかというと、以前お話ししたように事業の維持、発展のための資金を目標として、その目標を達成するために何をするかの実行計画書です。つまり、予定資金繰り表で資金を決め、そのために必要な収入そして売上が決めます。そうしたら、その売り上げのため商品、経費などの買掛金そして支払が決まっていきます。この売上を達成するために何をどうするか、ここでアイデアを出します。その結果が経営計画書です。今回は考え方だけですが、書く内容は、そのアイデアをのみです。
 ここでの注意では、去年と同じ、状況が同じだからこうではないです。経営計画書での最も重要なのは、アイデアを出す習慣を心がけることです。
 一応、経営計画のお話しはここまでですが、機会を得て、これは重要なので、いろいろなこと、たとえば、何をどのように書くかを書きたいと思います。
 次回は、キャシュ・フロ-計算書のことを書ければと思います。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村>

2012-12-23

予想資金繰り表に必要な損益推定表の作成は?

 最近、生命保険会社において、生保の健全性の指標(ソルベンシ-マ-ジン比率)が厳しくなる状況を見越し、財務健全性を強化する一方、営業である長期資金の指標を少なくしています。これは、中小零細企業からいえば、経済状況が悪く、資金をためることにばかりに目がいっていることです。資金繰りは必要ですし、重要ですが、これだけでは、事業の維持、発展はできません。これに加え、資金の維持、増加、たとえば売り上げの効率的な増加のために資金を支出することも必要です。つまり、まず、資金繰り、資金管理を考え、それをもとに売上などを考えていくことが最善です。
 今回は、損益推定表についてお話しします。
 第一に、位置づけですが、損益推定表は予想資金繰り表の作成するため、将来の予想、特に、収入の計算や、将来の税金を計算するものです。
 第二に、その作成は、将来の損益(将来の収益-将来の費用)を表すもので、これにより、将来の税金をも計算します。これは、経営計画書、経費表などを利用します。それに加え、実績の損益を同時に表します。これは、常日頃の試算表からのものです。
 第三に、その目的はまず、将来の予想売上から回収がわかり、将来の税金の支出がどうなるか、将来の損益がどうなるかを示すためです。ここでも、これが目標ではありません。実績と比べて plan do seeを実行することをお勧めします。この比較により、差異がどこがどうのようになっているかを分析し、さらなる plan のためのその糸口が見えてきます。そして、この分析を plan に活かし、plan do see を繰り返い行うのが必要です。これにより、経営計画、予想資金繰り表の作成に役立ち、強いて言えば、資金の維持、増加、事業の維持、発展に役立ちます。
 次回は、以前お話ししましたので、経営計画書の内容を書ければと思います。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

2012-12-21

資金繰り、資金管理の予想資金繰り表は最も重要

 最近は、大阪では、景気が悪い中、信用金庫の営業範囲に地銀が参入し、競争が激化するなど、そのため、三つの信用金庫が規模の拡大による財務体質の強化のため統合するみたいです。金融機関でさえも経営環境が厳しくなり、統合している状況です。スケ-ルメリットを追及するのは理解できますが、大きな問題点は、各企業に息づく風土による摩擦であると思います。そこを解決して、強い金融機関を目指して中小零細企業を支援してもらいたいです。このような状況下で、中小零細企業は、金融機関に必要なとき融資してもらうため、財務体質を強化することが大切です。そのために、資金繰り、資金管理をしっかりと行いたいものです。
 今回は、予想資金繰り表についてです。以前にもお話ししたように、この目的は、将来の売上などのために必要な資金がいくら生じるのか、または、将来の資金の不足のリスクがいくら生じるのかを示すことです。
 予想資金繰り表の予想金額の把握の仕方をお話しします。
 第一に、支出ですが、将来の経費、借入金の返済、仕入債権の支払の支出、税金関係など予想金額を出します。たとえば、経費だと、次回以降お話しする経費表から予想すればいいですかね。借り入れの返済については、前もって、金融機関からの書類からわかります。そして、仕入債権ですが、これは業界、各々の事業の置かれている立場から、買掛金であれば、だいたい何か月先支払いが決まっていると思いまし、支払手形だと落ち日があるので、わかります。これに加え、この仕入債権の支払は、経営計画書、損益推定表を考慮して、予想することになります。人件費の預かり分は納付日が決まっているので問題ありません。税金については、将来のことなどで損益推定表から求めていきます。
 次に収入の金額ですが、これは売上ではありません。この収入と売上などの収益の違いについては、また、後日にお話しできればと思います。ここでは現金、預金が入ってくることです。一般的に、売上の入金、その他の収入の入金、人件費にかかわる預かりの源泉所得税、市民税、社会保険料などです。まず、売上、その他の収入の回収金額は売上などを予想しなくてはならないことから、経営計画書、損益推定表を考慮して金額を想定し、その回収時期は仕入債権と同様に決めていきます。預かり分は、金額は決まっています。
 最後に収入-支出で将来の資金の予想資金残高を把握できます。
 一般的には、ここまでで、将来の予想はだいたい把握できます。
 しかし、以前お話ししたように、これだけでは不十分です。資金管理経営のためにもplan do seeの実行を進めます。なぜなら、事業を維持発展のためには、資金の観点から計画等を見直す必要があるからです。予想と実績を比べることにより、その見直しを行います。
 このために、予想に加え、実績をも把握する必要があります。この実積はキャシュフロ-計算書、経費帳からわかります。
 この予想と実績を比べた予想資金繰り表により、さらなる事業の維持、発展に必要な資金を確保するために役立ててもらいたいです。
 次回は、損益推定表についてお話しできればと思います。

にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

資金繰り、資金管理の具体的資料とは?

 新聞紙上、海外旅行者が今年、過去最高になるとありました。円高による若者の増加、さらに、シニア層がけん引しているそうです。最近、企業たとえばコンビニなどはシニア層を取り込もうとする戦略に出ています。なぜなんでしょうか?今までは割と、若者を対象にし、それに合った販売状況を作ってました。しかし、頭打ちになり、そこで、シニア層にたどり着きました。発想の転換です。大企業だけではなく、中小零細企業はまさしくこの発想の転換が必要と実感してます。中小零細企業は経営者の方の決断で即できます。つまり、今持っている常識から抜け出すことです。小さいことから、自分の考えを認識し、少しでも違う考えに基づき実行することからはじめましょう。
 今回は資金繰り、資金管理の具体的資料の内容とつながりを簡単にお話しします。
 資金繰り、資金管理の最も中心的なものが、予想資金繰り表です。この予想資金繰り表は、経営計画、損益推定表、過去のものを表すキャシュ・フロ-計算書、経費表などにより作成されます。
 予想資金繰り表は、将来の資金の状況を表すものです。
 経営計画は、ここでは、将来の売上目標を達成するため、どのように行動するかを表すものです。
 損益推定表は、将来の損益と過去の損益を表すものです。
 キャシュ・フロ-計算書は、過去のッ資金の状況を表すものです。
 経費表は、過去の経費の状況を表すものです。
 今回は、ごくごく簡単に、お話ししましたが、この関係は重要です。次回以降、これらの資料を少し掘り下げてお話しできればと思います。

com/">にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

2012-12-20

経営計画をどう使うの?ここが重要

 昨日、株価が1万円を回復。政権が変わり、その政策に期待しての上昇のようです。つまり、株価は、マインドに影響されます。たとえば、将来お金に困らないというマインドが生じれば、買いたいものを辛抱しなくて今消費しますね。そしたら、企業の売上も増加し、利益増加で株価上昇します。現状、この期待を裏切らないようにする具体的な政策を政府に期待したいですね。一方で、政府は日本の財政をどう立て直すかについても、具体的方法を衆知してほしいものです。
 今回は、資金繰り、資金管理の中での経営計画の使い方をお話しします。
 よく、経営計画を作成し、安心してしまったり、経営計画の作成し、これに基づき実施して、これで終わりという方がいます。これでは、足りません。
 経営計画は、簡単に言えば、目標値と行動と期限を内容とします。
 資金繰り、資金管理は、事業の維持、発展を目標としているので、plan、do,seeは絶対に必要なものです。このplan,do,seeをお話しします。
 まず、資金の目標を決めます。次に、経営計画の作成をし、その目標に対して売上、経費などをどうするのかを決めます(ここまでがplanです)。そして、その計画を実行します(これがdoです)。ここで終わる方がいますが、これだと、達成は、半分以下ですかね。ここから、実行した結果が出ます。その結果と計画の目標がどれくらい差があるかを比べ、なぜそうなったかを分析します(これがseeです)。このような分析に基づき、これを考慮しながら、さらに、資金の目標を決め、plan do seeを行います。そして、これを繰り返していきます。
 この回は特に重要です。。このplan,do,seeは事業だけでなく、学習などにも役立ちます。特に、seeを意識してください。
 次回からは、具体的な資料のお話をします。
にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村

2012-12-19

資金繰り、資金管理に経営計画は必要?

 政府は経済成長2%を目標として、国債発行するそうです。これは、事業からいえば、資金不足で、経営計画に基づき銀行に融資を受けるのと同じですね。
 今回は、資金管理等の資料の説明の前に、資金繰り、資金管理と経営計画のかかわりについてお話します。
 まず、経営計画とは、まず、目標を決め、その目標を達成するために、将来の経営に影響を与えるもの、たとえば、電気代がどうなるか、今の事業がこの先どうなるかなどを予想し、この状況下で現状からどのように目標を達成するかの将来の行動指針です。つまり事業の維持、発展の資金をどうするかの行動指針です。
 本題の、資金繰り、資金管理と経営計画との関わりについてお話します。
 事業の最終目的は、事業を通して、何々がしたい、たとえば、貧困をなくしたい、環境をよくしたいなどであると思います。事業がなければその最終目的は達成できません。それを行うために事業の維持、発展が必要になります。これは、すなわち、以前お話ししたようにその維持、発展には将来の資金を確保することです。つまり、将来の資金の維持、増加です。ここで、将来のための行動指針である経営計画が必要になります。たとえば、将来、資金が不足するとき資金調達どうするか、売り上げ増加の広告宣伝いくら支出するか、などを計画することになります。
 よく、経営計画とか目標はいらないのではとか、言われますが、事業の最終目標を達成するには、予想資金繰り表などの作成が必要になり、これらにはなにがしかの計画は入っています。
 事業にとり、経営計画はありきです。この経営計画はいろいろ本が出てますが、それらを参考に、各事業、その規模に応じたものを作成することをお勧めします。
 次回も経営計画についてお話しできればと思います。
 
 にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村

2012-12-18

計画はまず何から考える?

 計画は経営にとって、まず考えなくてはならないものです。
 計画を作成するときに、目標から考えるのか、状況などを考慮して今の現状から積み上げていくのか、まず、どちらから、考えたらいいのか、私は迷っていました。
 最近思うことは、目標を決め、今の現状からこの目標のために何が必要かを考えていくことが最善なような気がします。
 理由として、次のようなことがあります。
 第一に、計画を達成するのに最も重要なのは、達成するというやる気をどのように維持するかです。その達成に必要なことは何か考え、行動し続けることです。このやる気を維持する方法として、今、こうなりたいという目標を決めることです。将来の自分の姿をイメ-ジでき、それを考えるとうれしい気になります。このうれしさにより、やる気が湧いてきます。たとえば、好きなことを行ってるとき、時間を忘れたり、長く続けられたりするのと同じです。
 第二に、今の現状から積み上げていくと、ほとんど、現状の方法から脱却できないので、ほとんど過去の行動と変わらないことになる可能性があります。計画の目標が、将来、事業を発展するために作成することであるとすれば、目標から考えるのが最善です。また、やる気の面から、この積み上げていく方法が働いている人のやる気を引き出せるかです。
 この目標をどう考えるかは、自分がこうなりたいことは何かを決めることです。計画とは、現状では不可能でも、今の現状のどこを変えていけば、可能になるかを考えくことです。
 しかし、目標から考えるにしても、今の現状を十分に把握しなくてはなりません。次に、その現状から目標にどのような方法で達成するかを探すことになります。つまり、目標→現状  現状→目標どう考えるかだけですが。これが、本当に重要だなとつくづく実感してます。
 
 


 にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村

2012-12-17

資金繰り、資金管理とは何?

選挙が終わり、来年の経営環境がどうなるのか、不透明感がまだ晴れませんが、業種、または会社ごとに売上を伸ばしてるところもあります。このような状況だからこそ、資金の管理をしっかり、やりましょう。
 資金繰り、資金管理の説明の前に、資金とは何か?これは、人の体に例えると、血液と言われます。血液が必ず、生命を維持するのに必要なものと同様、資金も事業の維持するのに必要なものです。その理由は、事業を行うのに、たとえば、商品を買う、人を雇う、家賃を支払うなど、必ず、資金はいるからです。このことから、資金は事業を行う上で、いつも考えておかなくてはならないものです。
 そして、資金繰り、資金管理の目的は、事業に欠かせない資金の不足を必ず生じないためです。このようなことから、資金管理、資金繰りは将来の資金の動きを予想して事業の目標、計画を立てていくための資料となります。それに加え、毎月資金繰り表を作成していることは、リスクを事前に把握ができます。さらに、それでも不足し融資が必要な時も、銀行に対して説明をする資料となります。
 資金繰り表、資金の管理は、簡単に言えば、資金がどのように動いているのかを把握していくことです。具体的には、予想資金繰り表、キャシュ・フロ-計算書、損益推定表などを作成し行うこととなります。これらの具体的資料については次回、説明できればと思います。

 にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村

2012-12-15

資金繰り-資金管理は必要?

最近、資金 新聞紙上ではキャシュ・フロ-の文字がよく目につきます。先日、大手電機メ-カ-が資金調達のため、銀行と借入れ契約を締結したと。大企業はキャシュをどのように調達するかを考えています。
中小零細企業の経営も同様に、資金繰り、つまり、資金の管理をまず考えなくてはならないです。
理由は3点ほどあると思います。
第一に、黒字倒産と耳にすることがあると思いますが、一般に商品を購入し、商品を売り上げるます。資金のことを考慮しなければ、売上が増加したのに、その回収ががなく手元に資金がなく、その回収までに仕入債権の支払いができなくなることが起こりえます。
第二に、売上のためには、少なからず、資金が必要になります。たとえば、売上のために広告を出す必要になったとき、どのような広告を出すか。大きくまた小さく広告を出すのかにより資金の規模が変わっていきます。
第三に、資金管理を行うことは、前もって、資金不足の状況がわかることです。これにより、重要度の低い支出を抑え、銀行に対して最小限の融資を依頼するかなどいろいろな手段を打つことができます。
また、資金管理、資金繰りを融資と考えることもできます。つまり、不足すれば、即、融資を受ければいい。それも一つも考え方です。しかし、貸すほうからすれば、資金管理が十分考慮しながら経営を行っているほうが、信用が得られると思います。資金はまず、自己資金で、そして、自己資金でも不足生じ、資金が必要なとき、融資を考えることが最善と思います。
次回は、資金管理、資金繰りとはどのようなものかを書けたらと思います。

にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村