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2012-12-20

経営計画をどう使うの?ここが重要

 昨日、株価が1万円を回復。政権が変わり、その政策に期待しての上昇のようです。つまり、株価は、マインドに影響されます。たとえば、将来お金に困らないというマインドが生じれば、買いたいものを辛抱しなくて今消費しますね。そしたら、企業の売上も増加し、利益増加で株価上昇します。現状、この期待を裏切らないようにする具体的な政策を政府に期待したいですね。一方で、政府は日本の財政をどう立て直すかについても、具体的方法を衆知してほしいものです。
 今回は、資金繰り、資金管理の中での経営計画の使い方をお話しします。
 よく、経営計画を作成し、安心してしまったり、経営計画の作成し、これに基づき実施して、これで終わりという方がいます。これでは、足りません。
 経営計画は、簡単に言えば、目標値と行動と期限を内容とします。
 資金繰り、資金管理は、事業の維持、発展を目標としているので、plan、do,seeは絶対に必要なものです。このplan,do,seeをお話しします。
 まず、資金の目標を決めます。次に、経営計画の作成をし、その目標に対して売上、経費などをどうするのかを決めます(ここまでがplanです)。そして、その計画を実行します(これがdoです)。ここで終わる方がいますが、これだと、達成は、半分以下ですかね。ここから、実行した結果が出ます。その結果と計画の目標がどれくらい差があるかを比べ、なぜそうなったかを分析します(これがseeです)。このような分析に基づき、これを考慮しながら、さらに、資金の目標を決め、plan do seeを行います。そして、これを繰り返していきます。
 この回は特に重要です。。このplan,do,seeは事業だけでなく、学習などにも役立ちます。特に、seeを意識してください。
 次回からは、具体的な資料のお話をします。
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