いま、大企業の決算発表が近づいていますね。特に、輸出企業において、良い財務状態だ出てきそうです。ここで、決算が出れば、貸借対照表を見るのが必要です。なぜなら、その企業を分析には、財産状態の把握が必要だからです。特に、保有有価証券があるかですね。円安によって、輸出企業の業績が上がるのではないかとの期待、などから、株価が上がり、それに基づいて、保有有価証券が上昇し、財務状態を押し上げていることもあるかもしれませんから。キャシュフロ-から言えば、少し問題があります。なぜなら、それを換金できるものであるか、など。企業の損益から言えば、当年の儲けが出、貸借対照表にしても、資産が増えることになるることから、いいことには違いないですが。特に、中小企業にとり、取引先の大企業、親会社等の状況は、関心をもちましょう。まずは、貸借対照表から
今日は、貸借対照表での保有有価証券の見方について、お話しします。
キャシュフロ-を見るときに、貸借対照表から見ることができます。
会社の状態を見るとき、その資産が、そく、お金に変えることがで
きる状態にあるかです。ただ、それができるものかそうでないかに
より、判断すればいいだけです。あまり、難しいことを考えないで。
今回は、保有有価証券について、簡単に、お話しします。
保有有価証券を、計上していなくても、この考えは、他の項目にも
通じると思います。
保有有価証券は、原則、流動資産で有価証券、固定資産の投資その
他の資産で、投資有価証券に計上されます。
一般的に、流動資産のものは換金性ありと思われますが。
其れより、その有価証券がどのようなものか、つまり、拘束される
ものかを考えることです。たとえば、売却するときに承認等が必要、
非上場で売却先の確保が困難など。このような状況では、換金性
は困難ですね。キャシュからは、除く必要があります。
その拘束されるかについて、B/S上、ご存知のとおり
・注記、
・中小企業の会計に関する指針、
・中小企業会計指針
などから判断できます。
判断が困難な場合は、その占める割合を考慮することです。
あまり割合が大きすぎると、綿密に調べる必要があるかもしれま
せんね。
これは、他社にかかわりなく、自社についても言えます。
まずは、自らのB/Sの分析から、始めましょう。
その保有有価証券が必要なのかを考えましょう。この資金は
、営業に回せるのですから
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう