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2018-12-11

法人の事業年度をどのように決める

◆法人の事業年度をどのように決める

法人を設立しようと思います。このとき、事業年度をどの様に考えればいいですか。

ここでの視点は、二つあると思います。一つ目は資金、二つ目は事務の状況です。
資金面は、法人税、消費税、事業税、法人市府民税などの税金の支払いが生じることから、その税額を支払うだけの余裕のある時期を決めることがいいと思います。つまり、税金等の支払時期、年度末から2月ぐらいの間、現金預金の残高が一年を通して多い時期にすることです。これについては、債務の返済も考慮することとなります。

事務の面では、事務量は、決算など事務が加わることから、通常のものよりも、多くなります。それを見越して、事業年度を決めればいいと思います。特に、会計の量が少ないと思い、半年分を一機にしたり、年度末が近づいてから行う人もおられます。このような状況だと、事務量が多くなりがちです。これを打開するためには、この事務については、毎月の月次決算をしていけば、その決算期の事務量はだいぶ減ると思います。

このようなことから、事務のシステムを構築して、それを前提とし、資金面から決めることがいいと思います。

       今日も笑顔で(^ム^)楽しくいきましょう