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2013-01-22

中小企業退職金共済をどう見る?

1、中小企業退職金共済について

 中小企業退職金共済は、中小零細企業のの社長さんはご存知と思いますが、原則、従業員全員のための退職金のために積み立てるものですよね。これは、事業から支払われるものであり、全額、経費として損金、必要経費に算入することができます。ここで対象は、法人ばかりでなく、個人事業も含まれますが、範囲があります。注意してください。これは、従業員のやる気を出させますね。退職金がもらえると思えるので。事業も、活気をおびます。将来の、退職金の準備として、事業にも多額の資金の手当てができることはいいことです。いいことばかりですね。ただ、これは従業員の退職金のため、事業から資金を支払うことになります。しかし、事業主と生計を一にする同居の親族も要件を満たせば加入できます。検討の価値ありです。他の従業員全員加入を考慮しなくてはなりませんが。
 何のために支出するのかをまず、考えましょう。目的により、その他に、確定拠出年金、保険会社の保険を活用し、組み合わせも検討してはいかがですか。保険は事業のために緊急時に使用できるのが、特徴ですね。保険は最近、返戻金を勘案したいろいろなものありますから
これらも、資金管理にとっての一つの手段です。

2、確定申告書を申告期限まで2回以上提出するケ-ス

   (ケ-ス)
     確定申告時に、確定申告書の記載を間違え、さらに申告書を2回、3回提出する
    ことができるか、提出すればどうなるのか

     これは、わかりずらいと思います。
     答えは、その期限内に、納税者から特段の申し出がない限り、最後の提出した
    確定申告書が、納税者が提出した確定申告書となり、これに基づいて納付するこ
    とになります。事務の支障のない限り、差し替えを認めるの趣旨です。

     だから、前の申告書が間違えた場合は、新たに申告書を作成し、期限内に、提
    出すればよいことになります。
     しかし注意しなくてはならないのは、その前に提出した確定申告書に還付金の
    記載があり、そして、すでにその還付金の還付がすでに行われているようなとき
    はこの扱いはされません。

     これは所得税の確定申告書のみの話となります。注意してください
 

   

今日も笑顔で(^ム^)


なお、実際の申告等には、具体的な案件と記載するものは要件が異なることから、お問い合わせください
これについては、作成時のものであり、最新のものを確認ください