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2015-08-25

小規模事業で資金繰りを見るところは?

 ◆前段のお話ですが

  いま、資本のある企業は、海外に事業を伸ばしています。例えば、М&A、などが盛んです。国内においても、割とうまくいっているところは、資金に余裕のあるところのように感じます。いろいろ報道にありますが、先ずは、自分のところの周囲がどのようになっているのか、つまり、足元をちゃんと見ていくことがいいのではないでしょうか。しかし、足元だけでなく、少し、離れたところを見るのも大切ですね。それにより、大きな流れを見ることもできますから。

 ◆ 後段
    ・・・今日は、小規模事業で資金繰りを見るところは?について、お話しします。

 (ケ-ス)

 法人を営んでいます。しかし、規模は、小規模です。資金の流れをちゃんと押さえておけば、何かあるときに対応できると思います。しかし、キャシュフロ計算書などを見ていくのがいいと聞きました、これについて、どうですか、というケ-ス。
 
 (考え方)

 資金繰りをいていくのは重要と思います。

 ただ、色々な方法がありますが、そのうち、効率のいいのもを選ぶことです。

 ここでは、小規模であれば、損益計算書、貸借対照表を見ていけばいいのではないでしょうか。

 ここで、特に、損益計算書をキャシュフロ-計算書の代わりに利用することが出来ればいいですね。

 ここで事業形態として、前提となるものは、次のようなこととなります。

 コスト、つまり、経費は、ほとんど、購入時などに、現金で支払っていることです。
 現預金支払時と経費の計上時が異なるものが多く、その時期のスパンが短いものであることです。例えば、未払費用としても、近いうちに支払われる、という感じです。

 ただ、現金の支出の発生しないものに、減価償却があります。これを除くこととなります。

 特に注意することは、収入の売上等です。現金売上であればいいのですが。

 売掛金等により売り上げを計上しているのであれば、帳簿から、回収金額を見ることとなります。その時に、試算表、貸借対照表の売掛金等の貸方を見ればいいことになります。
 どれを見るかは、会社がどのように処理しているかにより異なります。

 見やすいようにするためには、損益計算書、試算表、貸借対照表からの数値を引き出し、簡単に新たな表を作ることもいいかもしれません。

   ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。

   
       今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

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