◆資金管理のため通帳の利用
会計システムをどうすればいいのか、聞かれることがあります。
資金管理の面から、入金、出金をすべて通帳、つまり、預金勘定を通すことをおすすめします。
この理由は3つあります。
第一に、簡単に入金、出金を把握でき、現在の資金状況の把握が簡単
第二に、資金の支出を考えるための材料として一目でわかること
第三に、会計の仕訳が簡単になること
具体的に見ていくと、入金はすべて預金勘定に入ることから、通帳を見れば、売上、売却金額などを把握することができます。
また、出金はその入金されたものから出るので、通帳を見れば、把握することができます。
そして、このことから、資金が足りている、足らないなどのことが、通帳から、わかることとなります。
また、上記のことから、通帳を見て資金の過不足を把握でき、支出をどうするかを考えることができます。
さらに、一方の勘定項目は預金勘定となり、勘定科目を少なくすることができます。
なお、預金勘定を使用できない状況のものもありますが、そんなに多くはないのではないでしょうか。
注意点として、現金で支払うものについては、現金勘定か、小口現金勘定を使用することとなります。
この現金勘定・小口現金勘定については、後日お話ししたいと思います。
ここでの視点は、通帳をなんのために使用するのか、その目的を明確にすることです。
いつも笑顔で(^ム^)楽しくいきましょう