前段の話ですが、今、新聞紙上では、株の売買が盛んになってきているということです。これにより、高額商品が売れていると、また、失業率も低下しているとか、いろいろよいことが言われています。しかし、これは一面ですね。というのも、景気がいい時も悪い時も自社の周囲のお客さんがどうかを見ていくことですね。特に、」今に状況においては、新聞市場や、テレビ、など多くで期待を込めて報じられています。このようなことから、個々においてのみの状況に目を向け、対処することです。期待は期待として、この期待もなぜそう期待するのか、具体的に分析して、期待を持つことだと思います。世間の良しあしに関係なく、他人事と考え行動しましょう。
今日は、貸借対照表の見方について、お話しします。
これ迄、貸借対照表の大まかなお話をしてきましたが、重要な考え方は
お話しをしたと思います。簡単に言えば、ある一時点、たとえば、決算期
末に解散して現金がいくら残っているかを示すものといえます。つまり、
自由になるお金がある時点いくらあるかが、この貸借対照表でわかること
になります。
そして、このお金をどう見るかです。
まず、短期、長期に分けます。短期的にお金なければ、今のお金を使用
し企業が営業、仕入などできませんから。
短期の状況を見る場合、流動資産が流動負債より大きければ、財務状態
はよいことになります。つまり、流動負債>流動資産、か、流動負債<流動
資産かを見ることです。
長期に見るのであれば、固定資産、固定負債を含めたところで判断する
ことになります。総資産<固定負債+流動負債、か、総資産>固定負債+
流動負債かを見ることになります。
これらは、家庭と同じと考えてもらえればいいです。たとえば、短期だと、
預金現金100、一年間支払のロ-ン150、一年間の収入250、支出200と考えれ
ば、一年後現金預金ゼロとなります。こうなれば、この一年間、どうするか
を考えなくてはなりませんね。この出発点が預金現金100、一年間支払のロ
-ン150がわかること、つまり、会社では、貸借対照表でこの状況を捕まえ
るのです。
会社の数字は難しいと言われますが、作成でなく、見方なので大雑把に
似ていけばいいです。ただ、項目の意味、何を示しているかをまず知ること
だと思います。細かいところは後からでいいです。
ここでは、資金ですが、会社の状況により、違う視点で貸借表を見ていく
のもいいですね。
次回からは、損益計算書についてお話しします。
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう