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2015-07-31

個人事業における受取利息と支払利息は?


 ◆ 前段のお話

  セブンイレブンとユニクロ得お営むファ-ストリテイリングが提携するとのことです。この背景には、よく言われているオムニチャンネルというものがあるという事です。考えれば、どこで販売するのか、商品を手にするのか、が重要となります。商品の生産から、販売、つまり、購入者が手にするまでのことを考えなくてはなりません。購入者が、どのように受け取れば、うれしく思うかですね。ここでは、ネット通販と引渡し方法をどう考えるかです。購入者が買いたいと思うときと、手にするときの時間的差をどう考えるかです。これは、その商品の購入者がどう考えているかです。

 ◆ 後段
    ・・・個人事業における受取利息と支払利息は?について、お話しします。

 (ケ-ス)

 個人事業を営んでいます。帳簿を今年から自分で作成しようと思いますが、受取利息は何か特殊の仕訳をしなくてはならないと聞きました。どう考えればいいですか、というケ-ス。

 (考え方)

 ここで注意しなくてはならないのは、受取利息です。

 仕訳は次のようになります。

   現金預金   ***  /  事業主借   ***

 この仕訳は、個人の保有する現金預金を事業に投入していることを示しているといえます。

 ここで、受取利息は、所得税法上、まず、利子所得で把握されていることです。だから、事業所得の総収入金額ではありません。そして、源泉された後の金額が個人から事業に投入されることとなります。
 法人と個人事業では、処理が異なります。

 ここでの注意点は、利息でも、事業に係る支払利息は、必要経費として、計上することとなります。

 仕訳は次のようになります。

   支払利息   *** /  現金預金  ***
 
 ここでの事業主借は、簡単に言うと、個人のものを事業に投入した時に使用する貸方のもので、事業から見れば、個人から借りているという感じですかね。
 事業主借については、次回以降、機会があれば、お話しします。

 
  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。


   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう

 なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。

    
          今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

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