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2013-02-02

他の会社の状態の良し悪しをみるのも自分のため!

今日は、企業の財務状態の見方についてお話しします

 最近、企業の業績が良い、またよくなるという記事が多くみられるようになってきました。しかし、少し視点を変えて、これを見ていきたいと思います。つまり、時点の財務状態だけではなく(一般にこれ)、これに加え、将来の状態をどう見るかを考えたいと思います。では、どうしてよいといわれるのでしょう。一つ目は、保有有価証券の評価が上昇しています。二つ目は、政権の政策により恩恵を受ける。三つ目は、海外の進出により進出先が好調である。消費者の嗜好を掴んでいる。このようなことが背景にあるようですね。
 これらを、予想資金繰りから見ると、評価が上がることは資金が増えることでないですね。これを近い内に売却すればいいのですが。それにそもそもその売却は可能かです。これらを見なければなりません。ただ、上がっているだけでは良くはありません。第二の政策からの恩恵は、事業にどう影響するかを分析することです。会社のうちのことはわかりませんので、政策がどこに助成し、投入する金額の規模などを分析しなくてはなりません。第三の海外進出は、将来カントリ-リスクから、こちらも、この分散を考えなくてはなりません。事業が、これに対してどのような姿勢をとっているかです。その企業がどこに進出しているかは、パンフ、などで調べられますね。これは、予想資金繰りの作成に必要なものですね。
 企業の状態を知るためには、現時点の状態に上記のような視点を加えて、少しでも考えていきましょう。この見方は、自分の事業の発展、財務強化のため予想資金繰り(資金管理経営)を他の会社の状況に当てはめていくのと同じですから、いろいろ他の会社を分析し、より良い予想資金繰りする材料になりますね。

                                                                  今日も笑顔で(^ム^)