お問い合わせなど

2015-09-07

借家人の受ける立ち退き料は何所得?

 ◆前段のお話ですが

  本屋さんが大変、厳しい状況と、よく言われています。インタネットでの購入など、色々な購入機会が入ってきています。また、本のシェアなどもあり、本の売り上げが落ちているのことです。しかし、売上を伸ばそうと行動しているところもあります。どの業種も同じと思いますが、まずは、他のはやっているところの真似をするのもいいかもしれません。その時、うまくいかないときは、なぜ、うまくいかないのかをとことん考え、修正すればいいのではないでしょうか。うまくいかないことは足らないところを示しているので、それを克服することに集中すればいいと思います。どう行動するのかがわかりづらいのであれば、まずは、真似もいいですね。

 ◆後段
  ・・・今日は、借家人の受ける立ち退き料は何所得?について、お話しします。

 (ケ-ス)

 居住用マンションから立ち退きます。この時、立ち退き料を受け取ることとなります。この時、どの所得となりますか、というケ-ス。
 
 (考え方)

 その立ち退き料が借家権の消滅の対価の額、立ち退きに伴う業務の休止等により減少することとなる借家人の収入金額又は業務停止期間に使用人に支払う給与等借家人の各種所得の金額の計算上必要経費に算入される金額を補てんするための金額、でない場合には、一時所得となります。

 次のような通達があります。

 次に掲げるものに係る所得は、一時所得に該当する。

  借家人が賃貸借の目的とされている家屋の立ち退きに際して受ける立退き料(その立ち退きに伴う業務の停止等により減少することとなる借家人の収入金額又は業務の停止期間中に使用人に支払う給与等借家人の各種所得の金額の計算上必要経費に算入さえる金額を補てんするための金額及び冷95条(譲渡所得の収入金額とされる補償金等)に規定する譲渡所得に係る収入金額に該当する部分の金額を除く)
   注)収入金額又は必要経費に算入される金額を補てんするための金額は、その業務に係る各種所得の」金額の計算上総収入金額に算入する


 なお、冷95条に規定する譲渡所得に係る収入金額に該当する立退き料については、下記を参照
 借家人が賃貸借の目的とされている家屋の立ち退きに際して受けるいわゆる立ち退き料のうち、借家権の消滅の対価の額に相当する部分の金額は、冷95条(譲渡所得の収入金額とされる保証金等)に規定する譲渡所得に係る収入金額に該当する。

 この時、状況を明確にしましょう。その取得した金額は、何のために受けとったかを考えましょう


  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。少し状況が変われば、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。


   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう

 なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。

    
          今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

事業についてのお悩み、心配のある方・・・事業のための必要な資料の提供、財務強化を  
          まずは、こちらの     ホ-ムぺ-ジ   へ