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2019-03-02

損益計算書とキャシュフロ-計算書の相違点

◆損益計算書とキャシュフロ-計算書の相違点

この共通点は、会社(事業)の状態を示しているということです。
しかし、その視点は異なります。

キャシュフロ-計算書は、言葉の通り、一定期間において、資金の動きをみることです。例えば、営業キャシュフロ-では、売上(入金)から、仕入(支出)を控除し、経費(支出)を控除したものが、その期間における資金の増減となります。
キャシュフロ-計算書は、その基金がいくら増減したかは重要ですが、その期間の資金の増減の結果を見るのではなく、その資金が何によって増加したのか、減少したのかをみていく材料となります。

一方、損益計算書は、よく言われるのが、一定期間の経営成績を示すということです。簡単に言うと、例えば、商品を売り上げたとします。その商品売上(ここでは、将来入金することが約去れているものも含みます)から、その要した商品の購入(将来支出することが約されているものを含みます)を控除し、その期間において、発生するその商品を売るための経費(これも将来支出するものを含みます)を控除したものが利益となります。
一般的に、その利益に注目されています。しかし、ここでも、その利益がどのような状況で生じたかを分析する材料となります。
このことから、損益計算書では、資金の動きは、直接にはわかりづらいです。

このようなことから、作成される視点は異なるので、利用する場面に合わせて、それぞれを活用することが必要と思います。

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