お問い合わせなど

2013-02-11

資金繰り(資金管理)をどう売上に役立てるかの後半・・攻めの資金管理

今日も、資金をどう考えたらいいのかの注意点の後半・・攻めの資金についてお話しします

 最近、景気が上向いてきたことから、広告を打つということが新聞に取り上げられています。事業の大前提は、不特定多数の人に自分の扱っている商品、サ-ビスを知ってもらうことです。しかし、ここで、考えることがあります。それは、広告、ホ-ムぺ-ジの作成や管理について、その支出に対し、売上にいくら貢献するかを考える必要があります。そうしなければ、その資金は死金になってしまいます。常に、事業を行う時は、特に、資金を支出するときはその支出に対し、入金をいくら得られるか、将来的な入金も含め、考えていきましょう。資金に困らないために、資金管理経営に基づき、経営を行いましょう。

   最近、資金繰り(資金管理)について、よく、聞かれます。景気が上がっているが、不安
  だからだと思います。さらに、これからの銀行の対応の不確かさから、どう考えたらいいん
  ですか、というケ-スで前回の続き。
   ここで、資金繰りは、資金の管理としてお話しします。
   
   前回お話ししたとおり、資金をどのように考えるか、2つあります。守りのことは前
  回お話ししたので、今回は、将来の営業のために必要な資金をどのように考えていけば
  いいか、説明していきます。資金をどう考えるかは、資金はためるだけでなく、事業の
  発展にどう使う、それが一番重要です

   今回は、攻めの経営管理の考えをお話しします

   前回の続きですが、支払、返済に必ず、将来の資金を確保する必要があります。
  それと同時に、事業を成長させるために何を行うか、先ず、計画を作成することです。
   その計画により、売上による資金がいくら入金されるか、いくら経費が必要か、がわ
  かります。ここで重要なのは、資金がいくらかです。予想資金繰り表です。割と、みな
  さん、売上入金より、売上さえ上がればいいと思っている方もおられます。まず考える
  のは、その売り上げがいつ入金するかです。この売り上げは多い方がいいですが、早期
  入金のことを考えましょう。
 次に、支出の面ですが、仕入れ代金、税金、社会保険等もいつ支払うかを考えましょう。
  支払いは遅い方が 、資金管理的には、資金に余裕ができますから有利です。

   これらは、わかっているけど、いつも意識していなくては忘れてしまいますね。私も、当
  たり前すぎて、この重要性を忘れがちになります。

   方法としては、その予想資金繰り表の中に守りの最低限確保する資金を組み込み、それ
  に基づき、攻めとする売上、経費をこの表に組み込むようにすればいいと思います。

 全体を通して、計画が必要です。ただ、大まかなものでも、少しずつ、行っていきましょう。
そして、その資金を売り上げに役立つ方法をいろいろ試していきましょう           
 

                                 今日も笑顔で(^ム^)