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2013-11-17

法人税の損金と費用はどう結び付く?

前段のお話ですが、総務省の人口統計において、、65歳以上の人の、全人口の占める割合が25%に達したとのことです。それが、10年後には、35%に上がると予想されています。このようなことから、65歳以上の人に対する商品を考えなくてはなりません。そので、このような人々がどのような行動パタ-ンを持つかです。ここで注意しなくてはならないことは、今の状況が将来、続くとは限ません。というより、必ず、変わります。このことから、将来どうなるかを考えることです。将来のことはわからないですが、大きな方向性は把握しなければなりません。しかし、三か月後、半年後、と短い期間で具体的に予想しながら、行動することが大切ですね。


 今日は、法人税の損金と費用の関係の考え方についてお話しします。


  会計の処理において、費用の考え方が、税法に影響していると思う

 のですが、どのように考えればいいですか、というケ-ス。


  このケ-スでは、次のように考えます。

  法人税法では、損金の額は、別段の定めを除き、次の金額となります。

   1、収益に対応する売上原価、完成工事原価その他これに準ずる減価

    の額

   2、1、のほか、販売費、一般管理費その他の費用(償却費以外の費用

    で事業年度終了の日までに債務の確定しないものを除く)

   3、事業年度の損失の額で資本等取引以外の取引の額

 この上記の費用は、一般に公正妥当と認められる会計処理の基準に従っ

 て計算されると規定されています。つまり、法人税の計算では、会計の

 費用処理基準が前提となっています。

  このようなことから、一般に公正妥当と認められる会計処理の基準の

 基本的な理解が必要となります。ここで注意しなくてはならないのは、

 原価と、販売費及び一般管理費、損失を正確に区別する必要になります。

  この区分は、法人税では、売上原価の見積り計算の時、必要にまります。

    
   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう
       
    なお、税法上のお話は、作成日現在のもので、わかりやすくす
   るため簡単に書くことに努めています。状況が少しでも違えば、
   適用も違うので、申告時には、必ず、税理士、税務署に相談して
   ください。


    税法の考え方として、大枠を押さえ、流れを掴むことだと思い
    ます。知らなければ、相談もできませんから
 

     今日も笑顔で(^ム^)楽しくいきましょう

2013-11-16

決算時における未払費用の会計上の処理は?

 前段の話ですが、海外に進出する企業は、景気がよく、内需の企業は景気が良くないといわれています。中小零細企業から言えば、海外に進出できる企業は道が開けれるものと思います。しかし、内需の企業はこれからどうするかです。このヒントは、やはり、海外をどのように取り込むかです。それは、最近、海外からの旅行者をどうするかです。この旅行者は、富裕者が多いですね。だから、この人たちがなぜ日本に来るのかを、まず、考え、その目的に沿った商品、サ-ビスを提供することが大切ですね。

  今日は、決算時における未払費用の会計上の処理は?

                       について お話しします。


  法人を営んでいるのですが、決算において、未払費用を使用して費

 用を計算するとのことですが、どのように考えればいいですかか、と

 いうケ-ス。

  考え方は次のようになります。

  未払費用とは、一定の契約に従い、役務の提供を受ける場合、すで

 に提供された役務に対し、いまだ代金を支払っていないもので、費用

 に計上するのにつかわれる勘定項目です。

  たとえば、会計期間が4/1~」3/31であると仮定します。

  電話代として、2月分3/31引き落とし、3月分4/30引き落とし

 ① 3/31  2月分の仕訳
      通信費   ***  /  当座預金  ***

 ② 決算3/31
    本来、適正な損益計算を行うのが会計の目的なので、会計期間

 に役務の提供を受けていたのであれば、3月分の金額も計上しなくては

 なりません。仕訳は

      通信費   ***  / 未払費用  ***

   この未払費用は適正な損益計算のための勘定となり、流動負債(一

  年以内に支払)となります。

 ③翌期の処理 ・・4/30の仕訳

      未払費用  ***  / 当座預金  ***

   この処理は、前期に3月分を計上しているので、費用とはならず、

  前期の将来支払うための金額を4/30支払ったことを表します。

 これは、未払費用を計上しないことも考えられます。面倒などで、

 処理していないこともあります。しかし、費用を計上できるので、

 考えるのがいいと思います。

     
   税法の考え方として、大枠を押さえ、流れを掴むことだと思い
   ます。知らなければ、相談もできませんから      

         今日も笑顔で(^ム^)楽しくいきましょう