◆ キャシュフロ-の把握の重要性
これまで、財務諸表(B/S、P/L)が資金とどのような関係かを示してきました。ここで、キャシュフロ-がなぜ必要なのかを示していきたいと思います。
まず、キャシュフロ-トはどういうものかといえば、一定の期間の資金がどのように動いているのか、つまり、どのようなところから入金があり、どのようなことろに支出されたのか、そして、その結果として、その期間にいくら資金を獲得又は損したのかを示すものです。事業においては、資金が常に必要ということです。つまり、資金がなければ、事業はできないということです。このことについては、以前お話ししました。
ここでは資金のフロ-の把握の重要性をお話しします。
その理由は、第一に、将来の事業に必要な資金を予想するための材料となりえます。つまり、計画のための資金の予想をするためのものです。
例えば、金融機関への返済は事前にわかっているので、その時点に資金を確保しなくてはなりません。過去の資料(キャシュフロ-計算書)により、新たな計画(資金面)を作成し、想定することとなります。
また、機械など高額な固定資産など投資においても、資金の状況を把握しなくてはありません。ここでは、一時金として現金を支払う場合もありますし、未払金や借入金で行う場合にも、その返済は必要となるので、その先の資金の状況を把握しておく必要があります。
ここで言えることは、資金を支払えなくなれば、その取引先と関係が崩れる可能性があります(一時的な面であれば避けることができますが、この場合もふくめ、将来の資金がどうなるかを示すことにより、相手を説得することが望ましいと思います。そのために資金計画が必要となり、その作成の材料として、キャシュフロ-計算書を使います)。
第二に、月次など短期間の作成であれば、常に、資金の出し入れを見ていることとなり、資金面から見る習慣がつきます。つまり、あらゆる取引を資金の面から判断することができます。
今日も笑顔で(^ム^)楽しくいきましょう
2018-12-31
2018-12-30
資金をどう見る・・・貸借対照表の負債
◆資金をどう見る・・・貸借対照表の負債
前回は、貸借対照表の資産についてお話ししました。今回は、負債についてお話しします。
負債とは、簡単に言うと、将来資金の支払が生ずるもの、支払手形、買掛金、借入金、未払消費税など、将来収益となるもの、例えば、前受収益など、その他、現金で受け取ったものを示す前受金などがあります。
このように、それぞれの科目がありますが、これは一定の時点での状態を表します。
資金面からいうと、一定期間において、資金の支出が発生するものは何を把握する必要があります。ここでいえば、支払手形や、前受金などがこれに該当します。
なぜ、このように把握するかというと、一定期間の資金の増減を分析することを目的にしているからです。
今までは、貸借対照表、損益計算書において資金がどのように関係しているかを見てきました。これらの財務諸表を基に、キャシュフロ-計算書がどのように作成されるのかを見ていきたいと思います。
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前回は、貸借対照表の資産についてお話ししました。今回は、負債についてお話しします。
負債とは、簡単に言うと、将来資金の支払が生ずるもの、支払手形、買掛金、借入金、未払消費税など、将来収益となるもの、例えば、前受収益など、その他、現金で受け取ったものを示す前受金などがあります。
このように、それぞれの科目がありますが、これは一定の時点での状態を表します。
資金面からいうと、一定期間において、資金の支出が発生するものは何を把握する必要があります。ここでいえば、支払手形や、前受金などがこれに該当します。
なぜ、このように把握するかというと、一定期間の資金の増減を分析することを目的にしているからです。
今までは、貸借対照表、損益計算書において資金がどのように関係しているかを見てきました。これらの財務諸表を基に、キャシュフロ-計算書がどのように作成されるのかを見ていきたいと思います。
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