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2015-05-02

仕訳の考え方は?

  ◆前段のお話し

  政府が所得税の配偶者控除の見直しを行うとのことです。以前から、この制度の議論はされていましたが、たち切れとなっていたように思えます。この背景にあるのは、昔から言われている女性に働いてもらうためのものだそうです。税金の壁は大きいように思えます。この制度がどのようになるか見ていく必要がありますね。さらに、社会保険の壁を正負が如何考えているかですね。今後、この話も出てくるのではないでしょうか。これから、女性に関する税金の制度が変わっていくように感じます。どう政府が考えているかですね。

 ◆後段
  ・・・仕訳の考え方は?について、お話しします。

 (ケ-ス)

 個人事業を営んでいますが、帳簿を作成しようと思います。この時、仕訳をしなければならないと

思います。どう考えればいいですか、というケ-ス。

 (内容)

 簡単な仕訳は単一仕訳です。これは、取引を二つの勘定で仕訳をすることです。
 例えば、次のようなものです。
 現金で300円のボ-ルペンを購入

   事務用品費   300  / 現金   300

  この処理の内容は、現金を手放し、その代わりにボ-ルペンを手に入れる、つまり、現金がボ-ルペンに代わることです。
 このように考えるようにしましょう。

 しかし、複合仕訳があります。これは、3以上の勘定を使用して仕訳をすることです。
 例えば、売掛金10.000円の回収してますが、その時、振込料400円を当方が負担します。回収は預金で行われます。

   普通預金   9.600  / 売掛金  10.000
  支払手数料    400

 このようになります。

 この考え方の流れは、二つの考え方に分けられます。

 第一に、もともと、売掛金10.000円を普通預金で回収した。これは上記の単一仕訳の考え方です。

 第二に、その回収した普通預金10.000円からこちらが負担する400円を支出します。この支払手数料は、当方の経費となります。

 これらの仕訳は、次のように分解できます。
  第一のものは、普通預金  10.000 / 売掛金  10.000

  第二のものは、支払手数料  400  / 普通預金  400

  このような複合仕訳は、単一仕訳が多く集まったものです。

 まず、はじめは、単一仕訳で考えましょう。慣れてくれば、複合仕訳で。

 しかし、単一仕訳ができれば、入力などには何も問題はないかと思います。

 仕訳については、取引の流れを正確に押さえて考えることから始めましょう


  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。

    
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2015-05-01

法人における一括償却資産の償却計算の注意点は?


 ◆ 前段のお話  

  SIMロックの解除が始まります。スマホなどの端末は、SIMのカ-ドが必要で、他社のものが使用できませんでした。それが、今後、端末を変えず、他社のサ-ビスを利用することとなります。これは、利用者にとり、便利性が増します。以前は、他社のサ-ビスを受けるためには、端末も購入しなくてはなりませんでしたので。これから、ますます、通信費のサ-ビスの競争が、激化することも想定できます。また、他に、何か、新たなサ-ビスだ出てくることも考えられます。競争の激化は、利用者にとり、うれしいことですね。

 ◆ 後段
    ・・・法人における一括償却資産の償却計算の注意点は?について、お話しします。

 (ケ-ス)

 法人における決算時の確定申告ですが、決算末2か月前に購入した一括償却資産があります。

この時、一括償却資産として申告を考えています。三年で計算するのですか、というケ-ス。

 (考え方)

 まず、一括償却資産とは、減価償却資産で取得価額が20万円未満であるものを事業のように供した場合において、その内国法人がその全部又は一部を一括したもの(一定のものを除く)デス。

 そして、その一括償却資産の取得価額の合計額(一括償却対象額)をその事業年度以後の各事業年度の費用の額又は損失の額とする方法を選定した時

 その事業年度以後の各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入する金額は、

 その内国法人が、その一括償却資産の全部又は一部につき損金経理をした金額(損金経理額)のうち、

 その一括償却資産に係る一括償却対象額を36で除し、これにその事業年度の月数を乗じて計算した金額に達するまでの金額とします。

 費用、つまり、消耗品費などの勘定項目で処理し、法人税の申告時に税務調整を行います。

 このように、要件がいくつも重なっているので一つずつ確認しながら、適用できるかを検討しましょう

 なお、このように処理を選択したのち、除却、などには注意することがあります。これについては、次回以降にお話ししたいと思います。


  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。


   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう

 なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。

    
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