◆売上金額をどのように決まる?
前回までは、キャシュフロ-計算書のお話しでしたが、その前に、売上の求め方、を前回に加え、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
ここでも、資金から、どう考えるかをお話しします。
まず、月末、資金の増加(一月)をどの程度確保したいかを決めます。
そして、支出を考えます。ここで、前回までお話ししていたキャシュフロ-計算書が参考になります。
第一に、固定的に生じるものを把握します。例えば、地代、通信費、水道代、支払利息、借入金返済額など一年間定額で返済するもの、保険料、固定資産税などです。
次に、人件費ですが、これは、あまり考えていなければ、昨年の状況を想定して、金額が決まります。これに付随して、法定福利費が決まります。この人件費ですが、将来の売り上げと関係しますので、売り上げ決定と同時に決められるのが良いかと思います。
そして、法人税、消費税、市府民税などの税金がいつ支払うかを考慮します。
このように、仕入れにかかる費用を除く費用が出ます。
(この費用+ありたい資金額)を想定する(1-原価率)で割れば、求める売上、あるべきものを求めることができます。そして、手元在庫をどうするかにより、加減算されることとなります。
しかし、この売り上げはその時の売上の回収資金ではありません。
ここでの注意点は、売上の回収周期、つまり、今後の売り上げは、翌月または、翌々月に回収されるのかを把握し、それを考慮する必要があります。ただ、短期であれば、考慮しなくてもいいですね。会社の状況により、考えてください。
そして、この売上金額を求めるために、どうするかです。これが経営計画につながっていきます。
今回も、簡単にお話ししましたが、少しでも資金が重要と感じてもらえれば幸いです。
次回は、これについて、具体的な数値で、お話ししたいと思います。
2016-07-19
2016-07-18
資金を考える・・まずどこから
◆資金を考える・・まずどこから
資金を考えるうえで、よく、売り上げをどうあげたらいいのかということを聞きます。
まず、売り上げがいくらあればいいにか、と。
しかし、その売り上げをどう決めたらいいのでしょうか。
事業にとり、どこの資金がどうありたいのかを考えることが大切です。
一つの考え方として、最終的に、つまり、すべての資金の出し入れが終了した時にいくらありたいのか、を考えることです。これには、いろいろな考え方がありますが。
最終的にありたい資金を考えるとき、キャシュフロ-計算書を考えると、わかりやすいです。まず、財務CF、投資CFを把握し、そして、営業CFを考えることとなります。つまり、財務CF、投資CF、営業CFの合計が、その期間の資金残となります。
ここで、営業CFを考えるうえで、その営業CFの支出を把握し、そして、そのために必要な収入、つまり、売上を考えることとなります。
だから、最初に売上の金額を考えるのでなく、売上の金額はありたい資金額を得るための金額と考えることが大切となります。
キャシュフロ-計算書について、前回まで、間接法を説明しましたが、これだと、少し、わかりずらいのです。この観点から、直接法のほうがわかりやすいと思います。
次回においても、この売上の求め方をもう少し詳しくお話ししたいと思います。そのあとに、直接法をお話ししたいと思います。
資金を考えるうえで、よく、売り上げをどうあげたらいいのかということを聞きます。
まず、売り上げがいくらあればいいにか、と。
しかし、その売り上げをどう決めたらいいのでしょうか。
事業にとり、どこの資金がどうありたいのかを考えることが大切です。
一つの考え方として、最終的に、つまり、すべての資金の出し入れが終了した時にいくらありたいのか、を考えることです。これには、いろいろな考え方がありますが。
最終的にありたい資金を考えるとき、キャシュフロ-計算書を考えると、わかりやすいです。まず、財務CF、投資CFを把握し、そして、営業CFを考えることとなります。つまり、財務CF、投資CF、営業CFの合計が、その期間の資金残となります。
ここで、営業CFを考えるうえで、その営業CFの支出を把握し、そして、そのために必要な収入、つまり、売上を考えることとなります。
だから、最初に売上の金額を考えるのでなく、売上の金額はありたい資金額を得るための金額と考えることが大切となります。
キャシュフロ-計算書について、前回まで、間接法を説明しましたが、これだと、少し、わかりずらいのです。この観点から、直接法のほうがわかりやすいと思います。
次回においても、この売上の求め方をもう少し詳しくお話ししたいと思います。そのあとに、直接法をお話ししたいと思います。
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